11人が本棚に入れています
本棚に追加
そうじゃなくて、三人も大切で、でも鳥居さんもほっとけなくて、一番は五人で楽しく食べられるのが一番だけど、いきなりそれは無理だから本当に究極の選択。
「なるほど。そういうことなら仕方ないんじゃないか。綾乃が抜けるのは寂しいけど、それが綾乃の誰にもマネ出来ない優しさでもあるしな。」
と良樹は明るくそう言ってくれた。
瑞穂、風輝も「綾乃、頑張れ！」とエールをくれた。
馬鹿だ私は。深くあれこれと悩む必要がなかったのだ。
彼等との付き合いは決して浅くはない。
物心つくかつかないかぐらいの歳からこの三人と過ごしているのだから、口に出さなくても私の伝えたいこと、悩んでることはテレパシーみたいに通じるのだ。
ありがとう、皆！
最初のコメントを投稿しよう！