第1章
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「いいじゃねぇか!」 手を引っ張られるがまま、結局、一緒に撮ってしまった。 終わって、手渡されたものには、ちゃっかりハートが描かれている。 ゆきじゃなかったら、完全に引いてた。若干は引いたけど。 ゲーセンを出る頃には昼過ぎになっていた。朝も何も食べてないから、腹も減ってきた頃だろう。 「何か食う?」 少し考えてからゆきが指差した所は女子に人気のスイーツ店だ。 .
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