第1章

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――――――― 家に帰るとやっと落ち着くことができた。横目で見るとゆきも疲れたのか、机にだらしなく伸びている。 俺は冷蔵庫から目当ての物を取り出す。 「はい、酒」 「酒って……。俺、まだ飲めないんだけど?」 「俺と一緒なら、二十歳越えてるし、飲めるだろ?」 開けた缶を手渡す。 .
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