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「何処で?何時頃?俺、何してた?」
次々飛ばす質問に、
「何処って、ゼミで……」
と口ごもる。
そして、怪訝そうに俺を見ながら、
「何?覚えてねーの?」
と、眉間にシワを寄せた。
そいつの話によると、ゼミ終わりで遊びに誘われたのを断った俺は、
「じゃあな」
と軽く手を挙げ、家とは反対方面に向かう電車のホームに降りて行ったらしい。
「他に何か言ってなかった?何処に行くとか?誰と会うとか……」
俺が食い気味でそう詰め寄ると、一瞬考えてから、
「……ああ」
と何か閃いたように声を上げた。
「何かさ、夢を叶えに行くとか何とか……。あれって冗談だろ?」
知らねーよ。
てか、何だよそれッ!
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