運命の砂時計が動きだす。

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聖 七色高等学院には、末永 要という女子生徒がいる。 いつも下をむいていて、しかも見ためは、すこし緩めのみつあみに、黒渕メガネと、いった、まさに昭和のような身なりなため学園ではとても浮いた存在になっている、だがそんな彼女でもある裏の顔がある、それは、今話題のネットアイドル「カナ」であること。 「うわぁ見てちょーブスじゃない」クラスメイト 「本当なんで生きてんのって感じ」クラスメイトの女子たちは笑いながら言った。 そんな時だった、クラスメイトの女子「あっ見てちょーカッコいいまさに学園のプリンス☆綾小路 旬様、見た目もルックスも凄くカッコいい」「もう素敵すぎるよね」 「もう私、旬様と付き合えるなら死んでもいいかも!」 と、その時だった。 「うわっ可愛い」と一人の女子生徒の言葉で、生徒たちがいっせいに振り向いた。 「おはよう、旬」 「うん、おはよう穂香」 旬に声をかけたのは、学園のプリンセスこと姫乃 穂香、彼女は日本の総理大臣の父を持ち、さらに穂香の母は、今、日本を代表する女優、姫乃 麻衣子である。 しかも穂香と旬は、幼稚園の時からの幼馴染みでとっても仲が良かった。 「良いなやっぱり羨ましい」女子生徒
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