ポンタちゃんの場合

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 と、とりあえず、王子さまの側までいってみよう。  ところが…。  王子さまの近くまで行ったら、王子さまはコロンちゃんと走っていってしまった。  これ、どーするの?  困っていると、ボクのところへコロンちゃんのパパがやってきた。 「ポンタ…俺と一緒に行こうか」  コロンちゃんのパパは、哀しみに満ちた瞳でボクと一緒に歩いてゴールまで行ってくれた。  なんだか、今ならコロンちゃんのパパと仲良くなれそうな気がするよ。  来年は王子さまがいませんように。         End
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