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バッタンッ…
部屋中大きな音に包まれた。
「ルマニ・マストール!てめぇ!」
ドアからはひとりの青年が入ってきた。
「何ですか。朝から五月蝿いな。エンデ」
青年はエンデと呼ばれた。エンデは机に座っているルマニをすごい形相で睨んでいる
「ルマニ…今日の朝お前から指令が来てた。」
「それが何だと言うんですか?エンデ」
「ルマニ…お前っ…!」
言いかけた瞬間後ろから声をかけられエンデは振り向いた。
「そこまでにしておきなさい。エンデ君…」
「リーンさん…何でかばうんだよ!」
「エンデ君…」
「何だよ。」
「社長に敬語を使おうね。…ルマニ…じゃなくマストール社長よ?」
リーンは優しく天使のように微笑んだ。まさしく天使のような悪魔の微笑みだ。
「…すみませんでした。」
バッタンッ…
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