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「騙した何て人聞き悪い。」
白衣を着たルマニが椅子から立ち上がりエンデに近付いてきた。
「てめぇ!俺は聞いてねぇぞ!お前が保健医で潜入…モゴモゴ…」
話してる途中いきなりルマニに口を手で塞がれてしまった。
「な…モゴ…」
「シーッ…大きな声で叫ばないでください。」
とルマニは小声で言った。
「エンデ…私はあなた方に指令を出した。そして私にも自分で指令を出した。なぜ、自分の指令をエンデに言う必要があるんですか?」
とニッコリ笑って微笑むルマニ。エンデは手を叩いて離せと合図する。
「はぁ~、って事は俺等は別行動なのか?」
「最終目標は同じ…けど追うものは違う。」
しばらく黙る二人の沈黙を破ったのは悲鳴…
「キャー!!」
【悲鳴?近くだ。】
エンデは悲鳴を聞いておもいっきり立ち上がろうとした。
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