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「がはっ・・・げほっ・・・」
『ヴェノムタイガー』に蹴り飛ばされた黒嶋は咳き込みながら蹲る。
「グオオオ・・・」
『ヴェノムタイガー』はそんな黒嶋に止めを刺そうと歩み寄る。
「黒嶋さん!!」
聖也は黒嶋を助けようと『ヴェノムタイガー』に挑もうとする。
「ダメ!!下手に挑んでも殺されるだけよ!!」
が、謎の金髪の少女によって止められた。
「くっ!!だったらどうするんだよ!?」
止められた聖也は切羽詰まった表情で謎の金髪の少女に尋ねる。
「『ヴェノム』を倒す手段は一つだけ・・・」スッ
聖也の問いにそう答えながら、少女は懐から中心にスィッチのある白い十字架と白い機械的なベルトを取り出した。
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