第５巻［ プディング・カスティーリア ］

［ プディング・カスティーリア ］

女性の人名［ プディング・カスティーリア ］。［ プディング・カスティーリア ］は、古代のケーキ屋、お菓子屋、または、ケーキ職人、お菓子職人だ。

［ プディング・カスティーリア ］は、初めてアルファベットの焼き菓子を作った。

アルファベットのビスケットやクッキーも作ったと思う。

ただ、初めてビスケットを作った人間ではないし、初めてクッキーを作ったわけでもない。

［ プディング・カスティーリア ］が作った焼き菓子が他にもある。それは、カルメル焼きだ。

［ プディング・カスティーリア ］は、アルファベットのカルメル焼きも作った。

カルメル焼き、それは甘いお菓子だ。砂糖を使っている。砂糖水を焦がして使う。

焦がすので、そのときは水ではなくお湯だが。

砂糖水を焦がしたものに、小麦粉を混ぜる。たぶん、小麦粉の量はそれほど多くない。

それから、ふくらし粉を混ぜる。たぶん生地はそのようなものだ。そうして出来た生地を、アルファベットの形に成形する。

もしかしたら、大量に作るために、型抜き器を使ったかもしれない。

ふくらし粉は、おそらく、重曹のようなものだと思う。

それから、焼き上がったものに、砂糖水を焦がして煮詰めたものを、かけたかもしれない。