これが私達の日常

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「で、肝心の化物製造機がいないんだが?」 化物はてめぇらだ!人間から生まれたやつを簡単に殺してんじゃねぇよ!襲ってきた奴らと、友達襲ってるやつしか殺してねぇのに飛び道具百発百中ってどういう事だよ!50から数えるの飽きたよ!! あの男、下にすとんと落ちた髪、それなりにある筋肉、少し長めな腕、歩く時の筋肉の動きに表情筋の動きまで。 覚えてやったからな! 10年、100ねん、1000年経とうが忘れねーからな!許さん! 「ローラ落ち着いて。人は1000年も生きてないから。会ったら多分別人」 え、あ、うん。ごめんなさい。 「何もいないみたいだし、向こう行かね?」 ん?人間ってこっちの道は見えないのかな。 向こうってどこ? 「そうですわ。はやく化け物達を」 パンッ 乾いた音がした。 あっれー?女の人が死んでるなー。なんで私はこんな筒の長い銃なんか持ってんだろう。 「全く。先に止めたのはお前だろうが。俺より先に引き金を引くな」 「あははー、つい」 後で説教かな? 「誰だ!出てきやがれ!」 「いったい何処から……」 見つかってない? あ、頭が貫通して、銃弾が見つからないのか。 え、これなに?威力怖いんだけど。貫通したの?貫通ってするの?おでこからだから骨も通るよ? 銃って怖いなー。 あ、これは元からここに立てかけていたやつだけど貰っていこう。至近距離じゃなくてもこんな威力のやつが敵の手に渡るとか怖すぎる! 「ローラ。バレットは行ったよ?」 「知ってる。もう男2人は頭飛んでるし」 それより町!! 「軍隊かな。元々予定してた場所まで引かなきゃ。小さい子等を逃がすために行くけど来る?」 森からの銃弾で人が死んでる。これが戦争とか言うやつか。 「行くよ。此処もバレちゃったし」 せっかくマリーが落ち着ける場所だったのに。人間なんて嫌い! 「入ってきた方からの方が人が少ない。走れる?」 「もちろん」 五つの死体の所でマリーが炎を出す。 熱さはないけど、黒い炎らしい。 死体が燃えて、消えたのを確認して3人して走る。
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