これが私達の日常

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「ローラ!てめぇまたなんか食べたろ!」 「食べてねぇよ!つか石とか食えるわけねぇだろ!」 私たちの街にある唯一の病院。医者をやっている男が1人。それと手伝いしてる子供が数人。私たちが来る時は子供は奥にやっているらしい。 隠されても私場所分かるんだけど!意図的に隠されてるのが分かって気持ち悪い。 「だったら何でまたこれ伸びてんだよ」 背中に張り付いているツタを引っ張られる。 「やっ!?ちょっ痛い痛い痛い!」 このツタ、肩の辺りから生えてて、無駄に栄養を取ると伸びていってしまう。伸びていったら何が起こるかわからないから、食べるなっていうの。 地面にたってるだけでもこれは成長してるけど。 「……切れないな」 そう、頑丈で斬ろうとしても斬れない。燃やしたら痛かった。 「報告はしたじゃん。お兄ちゃんが斬ろうとしても斬れなかったって」 「そうだったか?バレット」 「……ん?」 バレットはお兄ちゃん。私の唯一の家族!とっても優しいんだよ! 「あぁ、弾かれたな」 「お前で弾かれるのか。なら斬れないのかもな」 「最初から言ってるじゃん」 全く。私の話を全然聞かないんだから。壊してやろうか。 唯一の病院の医者を壊すと私たちが困るんだよねー。人質とかにされたら困るかも?あ、逃がしてくれるなら売るな。 「じゃあ、目の方は?」
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