第3章
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「いいか~、進路希望調査、提出明日までだぞ~」 ワイワイとにぎやかな教室に、担任の先生の声が響く。 「え~」 「めんどくさ~」 そんな生徒たちに、先生は眉をハの字にする。 「おいおい、いつまで高校生やってる気だ? 万年留年するか?」 「それでもいいで~す」 「受験なんてもうヤダ」 能天気なクラスメイトたちだった。
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