第2章

2/4
前へ
/41ページ
次へ
「お父さん、お弁当、シンクの横に置いてあるから」 「うん」 「あと、ご飯食べたら、水につけておいてね!」 「うん、うん」 「帰りは何時? 何食べたい?」 「魚」 「解った。あ、シャツにアイロンもかけておいたから! じゃあね!」   17歳になった私は、父ひとり子ひとりで、暮らしていた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加