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※※※
それから、10年後。
私は、不思議な体験をしました。
「空。」
「あ、海。」
「今、帰りか?」
「うん。」
私は、とびっきりの笑顔になった。
彼の名前は"海"。
私の家族みたいな人である。
…とは、言っても本当の家族でわありません。
海には"黙ってろ"言われたから、他の人には言えないけど、あるキッカケで一緒に住むことになったのです。
もちろん、条件付きでね。
彼の本当の姿は誰も知らない。
ただ、分かるのは名前と誰かを探しているって事だけ。
もっと色々聞きたいけど、海が話したくなさそうだったから私は聞くのを止めた。
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