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翌週。
日曜日。いつものジムの日。
そして、彼女に会いに行く日。
だけど、今日はちょっと違ったんだ。
「すみませーん!」
FLOVIS(フラヴィス)に着いて、今日はブーゲンビリアにしようと店長を呼ぶも応答がない。
あれ?おかしいな。
配達だったら店を閉めていくはずだからいるとは思うんだけど。
もう一度呼ぼうと大きく息を吸い込んだところで声がした。
「今日はなんの花ですか?」
ビクッと一気に体が硬直する。
丁寧な応対。店長とは明らかに違う声。
いつもはガラスケースの奥にいるはずの彼女が何故か俺の後ろから現れた。
「え?や、えと。あの!!」
……しどろもどろ。
後ろを振り向くことも出来ず、あたふた。だっせーな、俺。
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