第2章

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あれから4日たち、金曜日になった。 俺は日直だったため、遅れて明良の家に向かってた。 ついでにお菓子でも買うか…。 コンビニでお菓子を選んでたら後ろから声をかけられた。 「あれ?山下君?」 振り向くと中学の時の部活の先輩の春(しゅん)先輩が立っていた。 「こんにちは。」 俺が挨拶すると春先輩は笑顔で話しかけてきた。 「何してるの?」 勉強会の話をして、今から明良の家に向かうと説明すると、思いがけない言葉が返ってきた。 「時間もあいてるし、いちよう先輩だから教えてあげようか?」 どうして良いか分からず、明良に電話して聞くと言うと、春先輩は自分の買う物を持ってくると言って離れて行った。 明良に電話すると簡単に許可が出て春先輩を家に連れて行く事になった。
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