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俺が考え込んでると、それを見てた秋は思い出したかのような顔で話し出した。
「今日は明良休みですよ。先輩、明良と仲良いですもんね？」
明良の事を聞いてると勘違いしてるようだ。
でも、よくよく考えると失礼な勘違いしてる事に気付いて無理やり話を合わせた。
「そっか、だから見なかったのか。」
焦りからか変な返事をしちゃったが、秋は気にしてないみたいだった。
「先輩、主語が無いから最初何言ってるか分かりませんでしたよ。」
そう言って秋は微かに笑った。
返事をしようと思ったが
ぞろぞろと体育館に人が入ってきて練習の時間だと気付いた。
みんなを集合させないといけないのと、１人勘違いした恥ずかしさもあってこの場を離れる事にした。
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