始まりの者たち

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「さて…こんなものかな」 回復薬や砥石など、狩りにおいて一般的必要となるものを買い終え、サテラの元に戻るために帰路についていた。 「流石に説明不足…だよなぁ……サテラも頑張ってるんだし、そろそろいいんじゃないかと思うところもあるんだけどなぁ…」 今になって少し冷たくしすぎてしまったのではないかと後悔しながらも、やはりリスクのあることは安易にやるべきではないと思考を振り切っていた。しかし、やはりハンターになるには大型中型モンスターを狩ることは生活面においても非常に重要になってくるため、どうしても無視できない課題である。 「まぁ今はしっかり基礎を学ばせることを優先するかな」 まだまだ課題があるが、今後の方針を決めれば、今はそれだけを考えていようと、急ぎ足にでサテラが待っている集会所へとあるいていく。 しばらくすれば、集会所についた。きっと入り口の前で大きく手を振っているのはサテラだろう。相変わらず元気なやつだな。自分が考えすぎていたのかと苦笑いまで出てしまうよ… で、サテラ… 隣にいるガンナーは一体どこのどなたですかな?なんだか私嫌な予感しかしないのですが…
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