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『次期王は、この"アラン・ウィンザー"になるであろう』
王家の人間は、個人の意見なしに未来が決まる。何とも理不尽だ。こんなことを思うのは、多分贅沢なことなのだろう。
若き頃の僕は"それ"に甘えていた、、、。
この世界は、五つの国でできている。大国バリーを中心としパーヴァ、ソーブ、ストウ、ワーディンがある。
この世界には魔法というものがある。魔法を使うことは神にすがるか神に近いものである。それは、突飛押しもなく理不尽だ。神に信仰することで魔法を得る。王や貴族は平民に慕われることで、それを得る。
そんな、パーヴァの次期王アラン・ウィンザーの未来は崩れた。
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