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2時間後
祐&澤「ありがとうございました」
俺と澤井は入り口で言った。
「気をつけて帰りなよ」
岩村先輩が言った。
「了解です。」
澤井が答えた。
「さて、帰りますか」
俺達は帰路についた。
「んでさぁ、木村がよぅ……」
俺と澤井は朝と同じようにたわいない話をしながら帰っていた。
「あっ、俺ちょっちゲーセン寄ってくから。」
澤井が言った。
「カツあげされちゃあダメだぞ」
俺はふざけて言った。
「はいよ。んじゃな」
澤井は商店街の方に向かって行った。
「ふぅ………帰るか」
俺はそのまま帰宅した。
「ただいま~」
俺は帰宅するなり風呂場に向かった。
「ふい~、汗かいた」
俺は脱衣場に入った。すると…………
?「~~♪」
風呂から鼻歌が聴こえた。
「……………(親父?……………なはずがねぇ…………誰っ!?)」
俺は居間に向かった。
「親父風呂場に誰か…………」
俺は最後まで言葉にする事が出来なかった。
「あら、祐一君どうしたの?」
そこには見知らぬ女性が居た。
「え?……どちら様?」
「おう、祐一帰ってたか。」
親父が部屋から出て来た
「いや、帰ってたかじゃなくて誰?」
俺は親父に聞いた。
「こちらは佐々木美枝さん、父さんの再婚相手だ。」
「ふ~ん…………………って何ぃ~!!聞いてねえぞ!!」
「今初めて言った」
「いやいや、そんなあっさり言われても」
「嫌か?」
「嫌とかじゃなくて心の準備が……」
「お前も男だろ。気にするな」
「……あぁもうわかったよ。」
俺は無理やり納得した。
「よろしくね祐一君。それから私の娘も居るんだけど」
「………娘?」
俺が呟いたとき後ろから声が聞こえた。
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