通常版

5/37
前へ
/37ページ
次へ
 ※ イオン選択性電極の特性としてpHが高ければ陽イオンの測定値が相対的に低く、逆にpHが低ければ陽イオンの測定値が相対的に高く示され傾向がある(註:陰イオンの場合は傾向が逆)。なお透析液中に共存するマグネシウムイオンもクエン酸イオンとキレート結合するので透析液の調製状態によってはカルシウムイオンの測定結果に若干の高低が生じる可能性がある。  以下、カルシウムイオン(イオン化カルシウム=Ca 2+)とクエン酸イオン(Citrate 3-)の結合様式について考察する。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加