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【配位結合】  例えばカルシウムとEDTAは1:1のモル比で結合することが知られている(註5)(結合様式は配位結合)。クエン酸とも同様に配位結合すると考えられるが、立体構造から考えてそのモル比は1:2ではなかろうと推測される。  カルシウムイオンの配位数を6(八面体の頂点)、クエン酸イオンの配位部位を3とし、そのすべてがカルシウムイオンに結合すると仮定するとCa 2+ 1ヶ当りCitrate 3- が2ヶで結合部位が埋まる(配位子がその配位部位をすべて使わない(いわゆる足を上げる)場合も考えられるが、ここでは無視する)。image=497384664.jpg
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