第1章

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りょうside それは突然の出来事だった。 俺はゆうりと一緒に下校してた。 いつもみたいに楽しく喋って、笑って。 そしたら隣でゆうりが苦しみだした。 「ゆうり…?ゆうり…!」 俺はどうすることも出来ず救急車を呼んだ。 「ゆうり…っ」 「う、く…っ」 さっきまで普通に喋ってたのに… 「けほっ」 ゆうりは咳き込んだと同時に血を吐いた。 「ゆうり…!」 制服が血で汚れるなんてまったく気にならなかった
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