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りょうside
それは突然の出来事だった。
俺はゆうりと一緒に下校してた。
いつもみたいに楽しく喋って、笑って。
そしたら隣でゆうりが苦しみだした。
「ゆうり…?ゆうり…!」
俺はどうすることも出来ず救急車を呼んだ。
「ゆうり…っ」
「う、く…っ」
さっきまで普通に喋ってたのに…
「けほっ」
ゆうりは咳き込んだと同時に血を吐いた。
「ゆうり…!」
制服が血で汚れるなんてまったく気にならなかった
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