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病院に着くとゆうりはすぐに手術室に運ばれた。
手術中と赤く光るランプが妙に怖く感じる。
ゆうりが運ばれて何時間がたっただろうか。
手術室から優しそうな先生が出てきた。
「ゆうりはっ…」
「君がりょうくんだね、ちょっと話したいことがあるから来てくれるかな?」
「はい…」
先生と俺は1つの個室に入った。
室内に重い空気が漂う。
俺はこの場から逃げ出したかった。
だってこれから聞く話はけしていい話ではないだろうから。
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