晴斗と優斗

3/5
前へ
/186ページ
次へ
2人がひなげし畑でやる遊びは、ごっこ遊びや鬼ごっこだった。 「おい優斗!仮面ライダーごっこやろーぜ!」と、兄の晴斗が言えば、 「やりたいやりたい!」と優斗が言う。 「昨日は俺がライダーだったから、今日は優斗がライダーやる?」 「ううん!僕、兄ちゃんのライダー好きだから兄ちゃんがライダー!」 「いいのー?!ありがとう優斗!お前ホントに優しいなー!」 そんな会話をしながら、2人はひなげし畑で立ち上がる。 「へーんしん!ドゥルルル……仮面ライダーさんっっじょう!!」 「ふふふ……来たか仮面ライダー……だがこのショッカーの幹部に勝てるかな!?」 「勝ってやる!しゅわーち!!くらえ!!うんこビーム!!」 「何それ知らない!!超受けたくない!!」 叫びあいながら、駆けまくる2人。
/186ページ

最初のコメントを投稿しよう!

204人が本棚に入れています
本棚に追加