第1章かぐや姫

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   A 「えっ?どうして私がかぐや姫だって分かったの?」  B 「あなたの笑顔に灯る運命の美しさで分かったよ」  A  「お願い!誰にも言わないで!」  B 「困った事があるなら、何でも協力するよ」  A 「あなた誰?」  B 「運命の妖精だよ」  A 「信用できない。証拠は?」  B 「あなたの笑顔に灯る運命の美しさを見る事が出来た。それが証拠だ」  A 「困っているの。かぐや姫はどうして月に帰らなければならないの?その運命の元を知りたいの。私、地球がいいわ」  B 「それは困った!おそらく永遠に謎だろうよ」  A 「どうして?」  B 「かぐや姫が登場した竹取物語はな、はるか昔の作品だからだよ」  A 「困ったわ。私、ずっと地球にいたいわ」  B 「かぐや姫、一つだけ、その可能性があるかもしれない」  A 「本当?」  B 「かぐや姫、この地球で天使になる事だよ」
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