第12章 卍(まんじ)

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「律……お兄様……っ」 普通なら考えられない。 「違うとこにも欲しいか?ん?」 人前で裸に剥かれ 縛られてその上。 「……欲しいです」 僕は何を口走ってる? だけど 首筋を下って来る唇を拒むどころか。 「なら喘げ」 「……」 「俺の舌に応えてその度に――」 エスカレートする。 「ちゃんと恥ずかしい声を出すんだぞ?」
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