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「ガラクタなんですか?」
店主は頭をかきながら話し出した。
「ん?まあ嘘は言っておらん。価値は1000万ギルはする。懐かしいのー若気の至りでロストテクノロジーが手に入ると思っての大金叩いて仕入れたのは今でも苦い思い出じゃい。」
全然ピンとこなかった。
「よくわからないんですが」
「話が長くなるから実際にやってみた方がええの」
店主はとことこと歩いていきなり切りつけてきた。
「うおっ」
というか何だこれは?
魔力の塊を剣状にした魔法?
「何ですかそれは?というか」
というか体がとてつもなく重くなった。
しばらくすると全く動けなくなり床に寝そべった。
「うごけんかの?人間誰しも魔力をもっておると勘違いしているが、実は自然界から供給されているんじゃ。まあ電線をイメージすればいい。」
「はい」
地べたに伏せたまましゃべるのも新鮮だな。
少し涙が出てきた。
「でその魔力の供給が急に止まると動けなくなる。その供給を断ち切る剣いや魔法じゃな。でのまああのガラス玉には誰でも使えるように魔法が封じられているんじゃ。われれば特に修行せんでも魔法が使える。」
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