正式名称

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寿司や弁当に入っている 緑色の仕切りの正式名称 【バラン、ハラン、人造バラン】 寿司等の食品に付属する 緑色のプラスチック装飾品を ハラン、バランというが これはハランを真似て作った プラスチック製のものを 人造ハランと呼んだのが起源で 前に人造が付くため「ハラン」が 連濁して人造「バラン」となり 人造が取れて短縮された結果 そのような経緯から 正式にはバランという 植物名は存在しないため 多くの図鑑はバランを 別名として認めていない 植物名やプラスチック装飾品に 「馬蘭」(ばらん)の漢字を用いる 俗称があるのも このような過程で バランという呼称が発生した 後付の当て字である 金魚すくいで使う 金魚をすくうやつの正式名称 【ポイ】 金魚すくいの際に用いられる 和紙を貼った枠を「ポイ」という 通常はポイと言えば紙ポイを指す 「すくい枠」などの名称で 販売されていることもある 柄の付いたプラスチック等の輪に 紙の膜が貼られたものが主流 かつては針金製のものが主流だった ポイは紙の厚さによって 4号~8号と種類があり 全国金魚すくい選手権では 5号が用いられる 号数が大きくなるほど紙が薄くなるが ポイ製造会社によって 厚さに対する認識が違う為 同じ強度でも某社は6号 某社は7号という具合に 違う号数が割り振られる事もある ポイの販売時には紙の強度が 併記されている場合が多い 店によっては一律に 所定の号数のポイを客に渡すが その一部では幼児など テクニカルさは期待されない客には 難易度を下げるため小さい号数のポイ 大人や器用そうな客には 大きな号数のポイを 客に気づかれないように 渡して調整する場合もあり 子供会などが運営する模擬店では 儲けを出さなくても一向に困らず 逆に金魚を一定数子供に配布する意図で 小さい号数のポイを選択する場合もある ポイは予め紙が完全に 貼りつけられている使い捨ての紙付枠と 紙の着脱が可能で破れた紙のみを スペア紙に交換することで 再使用できる枠がある 紙付枠には表裏があり フラットで水が溜まらない面が表 反対側の面が裏で 金魚すくいには表面が適してる スーパーボールすくいでは すくう対象に重量があることや 水槽に流れがあることから 4-5号あたりの比較的丈夫なポイを使用
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