拡散する拡散

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「レンちゃん、テレパシーみたいなのも持ってるから。」 全く何でもありだと、ラヴィスはレンジの能力欄の行数を思い出しながら感心し、しかし今はそんな呑気にしている状況でもない事を思い出す。 そんな時だ。ラヴィスの背後に、猛スピードで何かが落下してきた。 「トアハ、伏せてっ!」 ラヴィスは素早く振り向きながら拳銃を構え、落下の際の粉塵で見えぬ対象を警戒する。 しかしすぐさま声が聞こえて、 「あ~、それEVOの人です、多分。」 気の抜けるような声だ。この状況でそれが出せるのはただ1人。 「白谷さん、ご無事で!」 「もちろん。んで、そいつ多分確認役か何かだと思います。俺はもう少し洗ってみるんで、拘束お願いします。あ、あとそいつの能力は未確認なんで、気をつけてください。じきに警察とか来ると思いますし、そんときスムーズなように。あ、んで、ワッパは運転席のドアホルダーに入ってるんで。」
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