終わりと始まり

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遠くの方から聞こえる自分の名前 振り向きなんてしない 振り向いたら最後… 「アリナ様!アリナ様!どけ邪魔だ!」 何故来たのですか 私に最後まで尽くしてくれた貴方にはこんな最後見てほしくなかった… 「首を通して下さい」 城の護衛隊が私に言う 私はこの二人の名前を知っている 「ありがとう…マヤ、アヤ」 双子の護衛隊 とても優秀で私の護衛もよくして下さった 名前を呼ぶと驚いた顔をして泣きそうな顔をした二人
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