開かずの踏切

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お仕事はさ キリがないよね。 契約を取ったと思ったら 次のアポ取り 現場が終わったと思ったら新しい現場 原稿のあとの原稿 書類のあとの書類 販売のあとの販売 ほんと お仕事はさ キリがないよね。 どこまでもどこまでも続いてる パーティションはどこにもない… 何も知らなかった… だんだん覚えてね だんだん面白くなって… いつの間にか責任が増して いつの間にか忙殺されてる でさ "サボるな"と教えられてるからさ 真面目にやり過ぎて追い込まれる "サボるな"と教える人はいるけど 仕事ができる人は必ずサボってる だってさ 明らかに仕事量が多くて 間に合わない時は必ずあるからさ ちゃんと手を抜こうね。 百点満点で間に合わなければ 六十点で間に合わせる 仕事量が多ければ どの仕事が棄てられるのか ほんとにイラナイ仕事は混ざってないか? 努力して ちゃんと手を抜こうね。 案外 いつもより 喜ばれる仕事になったりしてね… 信号の鳴り続ける 開かずの踏切じゃあさ 周りは迷惑だもんね 壊れたのか? って 思っちゃうもんね
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