ひみつをひとつ

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詩を書いています 多分 俺 詩を書いていますか? 俺? でも詩人ではありません 多分 だって… 詩が何か… 知らないんです だから… 詩らしい詩に 興味はありません 白々しい詩にも見えるから… 出た。 俺の毒(笑) 言いたい事はたくさんあります 聞きたい事もたくさんあります これが詩なのかどうかは 僕にとっては どうでもいい事です ただ僕の心から掬い出した 何か を 綴っています 大切にしてるのは 言いたいことが ちゃんと伝わっているか です 土方のおっさんである僕が 詩を書いている なんて… 周りの土方のおっさんが聞いたら 多分… 呆れます 僕はどこかイビツだし どこかイビツな詩が好きです どこかイビツな大切が隠れている そんな詩が好きです 街に漂流していた僕の 思いの小瓶を拾い上げてくれた あなたに感謝します 僕の詩を読んでくれてありがとう 自分の書いたものを読んでもらう なんて それだけで こんなに楽しい気持ちになります あなたとの出逢いは とても贅沢な出逢いです 僕が周囲の人間に話さない事も あなたは知っていたりします 姿の見えないあなたに ひみつをひとつ 教えます 僕はね "書くこと"が ホントに好きなの。
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