入れ替わり

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こんや。 「わたしたち、身体がもどったとき、お互いどうするか話し合ってみたいの、 わたし、ルミさんがすごく、可哀想だとおもった。 だからあそこをやめさせたい。」 「はぁ?無理に決まってんじゃん。 わたしはしたくてやってるの。もう泥沼につかれば黒くなってしまったら、鏡をみて穢をみるのがこわいのよ」 「白には近づけないの?」 「うん、わたしは金を返すために選んでしまった低脳なの。 身体はますます支障をきたすし、 もう死ぬんじゃないかな」 「ダメだよ!、わたし、ルミさんの立場つらい。 死にたくなる。戻る前になくしちゃうかも」 「ルミさんはたのしい?わたしになって。」 「ん~女共うざいし 敬語とか言葉遣いとか しきたりとか面倒だし…なにこれてかんじ。 勉強はなんか助かってるけど」 「脳はわたしの脳なのね。」 「すげー学ばせてもらった。 お前の裸結構かわいーな。 写メしてアップしてい?」 「だめ!冗談やめて」 「わかってるよ。」 「ルミさんに戻りたくなくなったら いつでもいって。そのときはわたし…」 「何言ってんの。… 死ぬなよ。 死んだら あんた、戻れないじゃん」 「ルミさんが戻れるような環境になれば、話は変わるけど…戻れないならわたし」
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