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目を覚ますとそこはただただ白い空間だった。
まるでナノレベルで洗浄したような驚きの白さ。
いったいどこの会社の洗剤で洗ったのだろう。
「いや、どこの会社でもないしそもそも洗ってないから」
「ビックリシター(棒)」
「……見事なまでの棒読みだね」
何を言う。
俺はビックリしすぎると言葉が棒読みになる派閥なんだ。
突然話しかけて来られるとものすごくビビる。
だって基本ぼっちだから。ぼっちだから。
大事なことなので二回言いました。
「まさかお前ッ……!?BKB派閥の者だったのかッ!?」
「そうだ私はB(ビックリしすぎると)K(言葉が)B(棒読みになる)派閥の者だ……して、貴様の名は」
「はいッ!自己紹介が遅れましたねー!アタシが女神様です以後よろしく」
女神ですか。
まあ俺のポテンシャルに着いて来れるのは神くらいしかいないよね。
安心と信頼の神様だよね。
うん、よくよく見ると女……別によくよく見なくても女だ。
赤い髪を2つに結んでる。
でも………………………………
「神様ちっちゃくない!?何?年何歳!?ナンネンセイー!?」
あ、棒になった。
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