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「犯人を知っていた?」
「ああ。恐らく五十嵐の知人が犯人だと思われる。」
「信頼をしている人じゃなければドアは開けない、それが当たり前だ。」
「確かにな…」
「だけど犯人がわからないんだ、犯人が。」
犯人を探せ…探し当てろ。
誰だ…誰が犯人だ。
1人目の被害者 「四島 幸子(しじま さちこ)」
2人目の被害者 「遠山 咲(とおやま さき)」
3人目の被害者「五十嵐 ミサ(いがらし みさ)」
ん?なにかこの中で心当たりのある名前がある。
それは誰だ?
考えろ…遠山?いや違う。
五十嵐ミサ…?それは家宅捜査した。
四島…?その名前を俺は知っている気がする。
「…まさか。」
「どうしましたか神崎さん」
「犯人がわかった!はやく応援呼んで!」
「え、わかったのか!?」
「ほらはやくこい新島!」
新島は全力ダッシュし、俺のところへやってきた。
「あ、立花さん!ちょっとこれ調べてみて!」
俺は立花さんにメモを渡した
「わかりました、調べておきます」
「ありがとう!」
「神崎、ほんとにわかったのか?」
「ああ、お前の勘の言う通りだったぜ」
「そうかそうか、よし急いで行くとしますかねえ!」
俺たちは駐車場へと向かった。
「なんだかあの2人…コンビのようね。」
「自分もあのようながコンビが羨ましいと思ってしまいます。」
「立花とあんな感じになれればいいのにね!」
と冗談交じりに話していた。
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