第1章

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「そう・・・まさか、こんなところでねえ・・・縁が出来てしまうとは、まさにこのことなのねえ。」 「?」 縁てなんだろう。 今日が初対面だと思うんだが。 「烏丸さんとおっしゃるのねえ。私は、四屋敷一子と申します。それと。」 すっと、お婆さんの指が、俺の胸元を指した。 「出してくださる?それ。」 「え・・・」 「あなたをお守りくださる神様にも、ご挨拶しなくてはね。」 「!!」 神様って・・・タカさんウカさんのことか? って、この人、俺がお守りしていることも、タカさんたちに繋がっていることも知っている? まさか・・・・・・人間じゃない、とか? 俺は、じわじわと顔色が変わっていく自分を意識した。 続く
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