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―そして今、ある組織のヒットマンに追われている…
ほんの十数分前、
突如、ウチの事務所に数人の「鉄砲弾」がきやがった。
なりふり構わず自動小銃を乱射、
あまりに不意の事だったから、
「親父」も、組の若い衆も、
なすすべなく撃たれて死んだよ。
運よく(いや、良くもねぇか)逃げ仰せた俺だったが、
ヤツら、生き証人を残すはずもねぇわな。
(あれだけ計画的なんだ、幹部の死体は必ず確認するだろ)
…命からがら事務所を抜け出し、
ヤツらをまいた、
はずだった…。
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