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ルネは呆れながらも、私の思いを受け止めてくれたね。
私のこと、淫乱な女だって思ったかな......
あの時のルネは、私のことをどう感じていたんだろう。
ルネが私の中に入ってきた時、物凄い激痛を感じたけれど、物凄い幸せも感じていたんだよ。
ようやく、ルネと繋がることが出来たって。
一つになれたんだって思って。
涙が出るくらい、嬉しかった。
ずっと、このままでいられたらいいのにって思った。
私が溶けて、ルネの中に飲み込まれて一つになれたらどんなにいいだろうって。
朝まで、じゃなくて......
ずっと、ずっと...
私の肉体が消えてしまっても、ここにいられたらいいのに。
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