モノローグ ーアンジュの独白ー #2

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 ルネは呆れながらも、私の思いを受け止めてくれたね。  私のこと、淫乱な女だって思ったかな......  あの時のルネは、私のことをどう感じていたんだろう。  ルネが私の中に入ってきた時、物凄い激痛を感じたけれど、物凄い幸せも感じていたんだよ。  ようやく、ルネと繋がることが出来たって。  一つになれたんだって思って。  涙が出るくらい、嬉しかった。  ずっと、このままでいられたらいいのにって思った。  私が溶けて、ルネの中に飲み込まれて一つになれたらどんなにいいだろうって。  朝まで、じゃなくて......  ずっと、ずっと...  私の肉体が消えてしまっても、ここにいられたらいいのに。
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