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二人で快感の中に溶けた後、私、眠っちゃったんだよね。
ドアノブを回す音とギギーッと錆びついた音を立てて扉が開いた音で、重い頭がゆっくりと覚醒していくのを感じた。
ルネの足音がゆっくり近づいて、枕元に何か置かれた気配がしたらもう、眠ったフリなんてしてられなかった。
私、両親が亡くなってからクリスマスプレゼントもらったのなんて、初めてだったの。
しかも、好きな男の子からもらえるなんて、本当に幸せ。
アクアマリンのブレスレット。
私の瞳と同じ色だと言ってくれたルネの言葉が忘れられない。
本当に、本当に......嬉しかった。
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