モノローグ ーアンジュの独白ー #2

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 それから、1年が過ぎた。  ルネは相変わらず心を閉ざしたままだった。  大学には行くけれど、ただそれだけの毎日。  友人やシェアメイトとは必要最低限の会話しか交わさない。  女の子から言い寄られても、興味なさそうに首を振るだけだった。  私たちが出会ってから1年後の今日。  聖夜のモントリオール。  どうか、ルネの心に光を与えて下さい......  私はそう、祈った。  
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