モノローグ ーアンジュの独白ー #2

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 ルネが服を脱いでる間、恥ずかしかったけれど、目を離すことが出来なかった。  凄く、綺麗だと思った。  そして、その身体に触れたくなったの。  それは、欲情とかそんな厭らしい感情ではなかった。  美しいものを見た時に、思わず触れたくなるような、そんな感情。  美術館で、美しい彫像を目にした時の感動。  そんな、気持ちでいたの。
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