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私の貧弱な身体を綺麗だと言ってくれたルネ。
ルネに愛撫されていくうちに、私はどんどん自分が変化していくのを感じてた。
互いの鼓動を感じながら、引き合うように重ねられる唇。
愛おしさで、胸が苦しくなる。
全身に落とされるキスの雨が、擽ったさと快感を同時に齎す。
ささやかな膨らみしかないそこを手で包み込まれると、恥ずかしさでいっぱいになり、両手で顔を隠した。
本当の私が顔を出す。
「おかしいって思ってるでしょ、誘ったのは私なのにって……
本当はね、恥ずかしいし、不安だし、こわい。
でも…それを上回るぐらい、ルネが欲しくてたまらないの……
こんな気持ち初めてで……どうしていいか、分からない、の……」
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