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初めてのオーガズムは、私に快感だけでなく、苦しみも与えた。
また、あの発作......
肩で荒く息を吐きながら、私は必死に呼吸を整えた。
ルネが心配している表情が見える。
ダメ...やめたくない。
最後まで、ルネと思いを遂げたい......
大丈夫だと言っても、繋がりたいと訴えても、ルネの表情は曇ったままだった。
「無理、しないで…
別に身体の繋がりだけを求めてるわけじゃないから」
それは、とても嬉しい言葉だった。
ルネは、私の身体ではなく、心を包み込んでくれる。
普通なら、それで幸せを感じ、満足するけれど......
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