1人が本棚に入れています
本棚に追加
日常なんて、自分から大げさにしているだけだ。
何もしなければ、何も起こらない。
この世に正義なんて呼べるものが本当にあるのだろうか。
ハヤトは外を眺めて、宇宙船が地球を攻撃してくれば面白いと想像してみた。
「レッド、行きます!」
専用に開発された戦闘機に乗り、光と同じ速度に三秒で達する。
「待てよ?」
首筋を押さえて、「耐えられるだろうか?」と考えてみた。
まぁ、大体、想像の世界なのだ。
その辺は曖昧でもいい。とにかく怪獣があの建物を乗り越えて、グラウンドに現れる。
そこから、正義の味方は登場するのだ。
最初のコメントを投稿しよう!