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それでもシンさんは怯まない。 寧ろそれが逆効果だったらしく不敵に微笑む。 『強がっちゃって。でも、だんだん余裕無くなってきてるでしょ』 「っ、はぁ……ンンッ――――!」 呼吸をしようと息を吸い込んだ瞬間、僅かな隙間から生暖かいモノが侵入してくる。 それがねっとりと掻き回すかのように、口内を弄ぶ。 「ふ、…っ…んっ、…」 『引っ込めないで前に出して。怖くないよ、…大丈夫だから。』 荒々しくなるお互いの息遣い。 目の前で頬を紅潮させたシンさんが、甘く囁く。
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