ミセスのザンゲ告白集

悲劇・結婚問題

アタシとダンナは、義父に息子の結婚相手はアタシとダンナで探すと言いまして、孫同士の結婚はできないとタンカを切って、長男の結婚問題を解決しようと思っていましたが、この時アタシとダンナは自分たちの予定が立て込んでしまった上に、息子も転職後にお給料が転職前の半分以下に落ち込んだ上に、お給料が上がらない…いつになれば結婚できるのかと言うジレンマに苦しめられていましたので、自分の力で探すと言いまして、結婚相談を引き受けてくださるところを探すなどをしていたのでありました。

５年ほど前に、長男が結婚支援の機関に出入りしていると言うことを近所の奥さまから聞きましてアタシはびっくりしたのでありました。

アタシはそれを聞いて、ダンナにどうしようかと話をしていたのでありました。

戦友さんの末の女の子の孫さんは、当時まだ中学生でその上に、女の子の孫さんが短大を卒業した頃にはやりたいことが見つかっているので、義父が望んでいる孫同士の結婚は無理だと義父に言ったところ、義父は『(戦友さん)の孫が短大卒業するまで待ってくれ…』と言いまして、かたくなになっていたのでありました。

この時、アタシとダンナは思いきりキレてしまいましたので、戦友さんの末の女の子の孫さんに『高校進学をあきらめるように…』と言いまして、息子と結婚するように強要したのでありました。

戦友さんの末の女の子の孫さんは、泣く泣く高校進学を断念しまして結婚の方を選んでしまったのでありました。

それから１年後に、息子は戦友さんの末の女の子の孫さんと入籍をしましたが、結婚をしてからわずか３日で息子は結婚生活がイヤになってしまったのでありました。