ミセスのザンゲ告白集

悲劇・結婚問題

【バイシャクニンのピンチヒッターを選び間違えたことが原因で…息子夫婦が険悪になってしまった…どうしよう…】

70歳・専業主婦

今から16年前のことでありましたが、アタシは長男(当時29歳)の結婚披露宴を台無しにしてしまったことが原因で長男夫婦の仲を壊してしまったのでありました。

長男は、当時社内恋愛で知り合って入籍をしました嫁(当時27歳)と別の街で暮らしていましたが、シングルの次男(当時24歳)とお見合いがなかなかまとまらない長女(当時33歳)が結婚できなくなってしまうと強い危機感を抱いていましたので、実家へ急きょ帰って来てほしいとお願いをしていたのでありました。

長男夫婦は、落ち着いたら結婚披露宴を友人知人たちで挙げる予定でありましたが、アタシとダンナは『生まれ育った地域で結婚披露宴を挙げた方がいいのではないのか…)と言いまして、変更してくれとお願いをしたのでありました。

長男夫婦は、しぶしぶとした表情でアタシとダンナの要求を受け入れましたので、アタシとダンナが主導で結婚披露宴の準備をしていたのでありましたが、結婚披露宴の当日になりまして、トラブってしまったのでありました。

結婚披露宴の当日に、バイシャクニンをお願いしていたアタシの知人夫婦が、４歳の孫が急な発熱を出して苦しんでいるので病院へ行くと言いましたので、ピンチヒッターに次男の職場の工場の経営者夫婦にお願いをしたのでありましたが、この時に大きな誤算が生じてしまったのでありました。

ピンチヒッターでお願いをしました工場の経営者さんは、人前に出た時にあがってしまうタイプでありましたので、頼まれたスピーチの原稿の内容をど忘れしていたのでありました。

その上に、経営者さんは極度のあがっていましたので、どうしようどうしようと言いまして、頭が大パニックを起こしてしまったのでありました。

経営者の奥さんは、ダンナさんが極度にあがっていましたので、近くに飲み水がないかどうかを披露宴場のスタッフさんに聞いていましたが、近くに飲み水がなかったので、近くに置かれていました日本酒を渡したのでありました。

この時でありましたが、経営者さんはお酒が入ると失言をならべてしまうトラブルを起こしてしまうおそれがあると言うことを知らなかったのでありました。